カテゴリ: エンジン
510、2.4リッターフルチューン I断コンロッド 穴開け 2019-4/18
L24Bに組むこの AS渡部/I断面コンロッド。
理由があってH断だろうがI断だろうが必ずOILジェット、穴開けしてますな。
この仕事始めた昭和から平成に変わった頃の約30年前。
nismoのオサーンに気に入られまして、Group-Cカーのチタンコンロッドを
譲って頂きますた。
ちょうど中心間距離が140mmだったんで当時某〇〇工業勤務wwの現NAPREC名古屋君に
頼んで、L18改2リッターに組めるよう加工依頼、苦労して組めるようになった。
当然レース用コンロッドなんでOIL穴とかありませんな、特に悪影響も無いだろjk、
と510の2リッターフルチューンにこの穴無しチタコン使ってみた結果!wwwwwwww
1か月ほどでOILスモークがモクモク出るようなったの連続2回w
今もあんま変わらんですが当時ニワカスなアホでしたからこの時点でおかしい? と気付くw
んもうシリンダーもピストンもギッタギタに引き摺っちゃって再使用とかできません。
要はOILがシリンダーに足りないんで焼き付きすんだろ? と普通に考えるw
そこで 「チタンて固いんだろうなあ」とか思いながらもボール盤でOILジェットの
穴を開けますた、たぶん2mmぐらい?ほとんど記憶はありませんがw
不思議なことに(つか当たり前だが)、以降はそんなトラブル無縁だし。
それ以降今から5年ほど前かな? プライベート/3.1フルチューンのエンジンを
別の理由でバラしたところ、某社のコンロッド/ピストンが組んであって
元々初期に存在してたOILジェットにM4タップの6角で塞いであったんだが、
焼き付きとかではなく、シリンダーとピストンに妙な痕が付いてるし。
シリンダー側はテカってたんでほんのりOIL足りない風味なんでしょうな、
ピストンも再使用問題無しだがやっぱり変な痕がありんすw
なんでuserにチタコンとかの件お話ししましてブラインド外して普通に
OIL飛ぶようにしますた、これ赤の他人が組んだエンジン。
っで一昨年開けた俺氏組んだやっぱり某社パーツで使った同じような仕様の
3.1フルチューンエンジンなんだが、コレ7年前ぐらいに組んだ当時、
ピストンとコンロッド、何使うかuserと相談してて、某社wと決定。
俺氏、チタコンの経験値があるモンですから、2次仕様で穴無しとなった
そのコンロッド、電話で 「かくかくしかじかなんだが大丈夫?」と
いちお聞いてみたら 「勿論!」と即答されたんで安心して組んだw
っでバラしたら同様にry wwwwwwww シリンダー、テッカテカですやんw
ということでその2次仕様にも一昨年穴を開けますた。
ピストンは双方共に鋳造のほうですからひょっとして鍛造なら・・・・・
と某人ww から届いた画像はスカート思いっ切り焼付いて引き摺ってますたw
てことで俺氏は必ず穴あるコンロッド使うことにしてますなw
シリンダー、パルホスしてれば大丈夫なのかもしれんが足りないのは明らかだと思うんで
俺氏、何があろうと自分で組むエンジンは穴無しは却下だお!
コンロッドのOILジェット、まだ某社Bのオモロイ話があるんだが内緒で!!w
http://magic-rpm.com/
つべ動画
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006745846081
620ダットラのL20B、をO/H ⑥
620ダットラのL20B、をO/H ④
【 3/14 L20B 2.139cc 腰下組んだンゴ!! 】
つか段取りのが大変だったり汁。
・ブラインド外す
・クランクキャップ、コンロッド合い口の面取り
・亀有鍛造ピストン スカート/周囲も面取り
・ブロックOILジェット 2.5¢に拡大
・コンロッド、カムホルダー、F/カバー ブラスト
・OILストーンでブロック全面カーボン落とす
・ここでやっと灯油でガンガン洗浄
・エアでメッサ、チョンとゴミw退けるww
・ブロックはシンナーで灯油分取る
・コンロッド、クランクキャップ 灯油暖めて綺麗に汁
・同じくピストンも灯油暖めて綺麗に汁
・疲れるから ハアハアするw
っでやっと組付けに入る。
エンジン組付けの儀式とか今更なんだが、ゴミ却下、各部OILたっぷり、
イニシャルトルク正確に、て感じ。
L型のクランクシャフトは画像のようにスピル、1本キーという加工さえすれば
AC、PSなど3段プーリーでも、ますクランクシャフトがトラブることは無い。
分解時にはこのスピル加工のみで良いですからやってみて下さい。
メタルはNDC、1番のみ小さいOIL穴があるので組み間違わないように。
メタル組んだメインジャーナルの上にクランク乗せたらリヤシールを。
跡から叩くと打痕が残るんでコレで!
強化クランクキャップボルトは8kg/mで締付け、純正は伸びるので
こーいったキャップボルトを使う。
コンロッドは中心間距離147mmのL20B、コンロッドボルトも再使用で
5kg/mで締付け、powerを求めるエンジンはARPなどを使用しますが、
今回の仕様はそこまで求めないのでフルフローもブッシュレス。
フルフローでブッシュ無しでもそうそう簡単には焼き付きしないので
ケースバイケースで必要な機械加工だけをしましょう。
これでシリンダーブロック側、ひとまず腰下は完成です~