2019年06月

【 完成間近。。。。 】

6/20にベースおkなって残り、本来のキャリパーステーを溶接すれば
片側ヲワリ、というところで色々あり長引いてしまった。
正確な溶接ベースを作ったこともあり、キャリパーステーは
ほとんどローターに対して最適な角度を保つことができた。
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130ストラット、280¢ローター、R32キャリパーの場合、純正の
キャリパー取付位置に後付けブラケットでキャリパーをセットすることは
スペースが無いので不可能、元位置の上下にキャリパーをずらしても
正常な位置にキャリパーセットすることは不可能なんだよね。
ということから今まで公開したような方法でR32キャリパーを付けるんだが。

もう30年近く前なんだけど、溶接無しで240ZGにR32キャリパー付けて、
wheelは14インチで! w、とか依頼された時は仕方ないんで、表現難しいんだが
半円状のステーを作り、元のキャリパーステーから180度反対側に
R32キャリパー付けて、とかもやりますたがこれだと強度上、メッサ分厚い
半円状のブラケットでクッソ重いw、機械加工とっても大変、ということから
自由なローターサイズ、オフセット、wheel換えずに付けられるよう兼用すると
溶接しか有り得ない、という結論に達した。
ハコスカやS30系だと元位置ブラケットみたいの売ってるんで、ローター直径は
限定されるんだが意外に簡単に付けられるkitも存在しますな。
その苦労した240ZGはtsuji君ていう黄色い結構有名なuserだったんだが、
もうその特異なブラケットとかは行方不明なんだろうなあ、ZG含めてw

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んまあ仮組みしたキャリパーのセンターがシェルケース側に寄ってるのが
画像から分かるとおもうんだ。

この130は特注?でTEINのフルタップ付いてますが、下の調整ユニットが
ものっそい極太なんでココ、テーパー状に削りませんとM12のボルトは
締めるどころか取付けもままならんので結構削りますた。
(1枚目の画像な)

昨日6/24に缶スプレーで色塗ってとりま完成したんだが、5mmのスペーサーで
wheelとブレーキ関連の位置関係はクリアした。

次項にその辺りの画像をうp汁ことにしようかぬ。
http://magic-rpm.com/

つべ動画
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006745846081

【 ローターに対しての水平、溶接ベース 】

考えてる時間のほうが長いw
溶接しますともう後戻りできませんから慎重にベースを考えてカットして、みたいな。

画像でクリップボルトが付いてる下側だな、ちょうどこの辺りにキャリパーの
取付ボルト、下側が位置する感じ。
考えた、てほどのベースではないんだが、コレがローターに対して本来キャリパーが
セットされる部分なんで絶対値/基準になる、なのでココに溶接すれば自ずと水平は出る、
つことになるんだが。
ここに至るまでキャリパー位置合わせしたりベース削ったり、でとっても時間を浪費。


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でもってこの赤いラインのところでカット汁。
ちなベースは厚み8mm、コレでローターセンターに対してキャリパーは
シェルケース寄り3mmほど、中心からずらしてある。
ブーツに当たるんでハブを4mm引きましたから当然ローターもbestな位置からは
ホイル側に4mm出てしまう訳で、ホイルとキャリパーの干渉避けるのに
シェルケース側に敢えて寄せる、と。
そんなこともあってのローター厚みは22mm、ということになる。
R32ローターだといっぱいいっぱいなんで寄せるの無理、そもそも重いからw

今まで100台以上R32キャリパー付けますたが、ホイルサイズやオフセット変更、
ホイル買い替えるとかバカげた事態にならんよう、こーするんだぜおまえらw

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明日にはこっち側、右のほうは完成汁と思うんだが、確か130と510は
キャリパー前でないとナックルに当たるんだったよなあ。。。。

【 サーセン、ピニオンB/Gで見事に失敗したorz、、、、、 】

とっても慎重にプレスで押して組んだんだが。。。。。
ピニオンBG組付け終わってコンパニオンフランジを
・KTCフランジtool
・snap-on改造チョーロング1/2ラチェット
使いましてやっぱり慎重に締めたんだが、ピニオン重くて
これじゃあgdgdダメポですから在庫の同じもの用意して移植した。
んー、こないだ組んだ時はデンデン問題無かったんだけどね、
そんなこともあるさ()

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気を取り直してバックラッシュを調整汁。
とりま付いてたシムをまんま組んでダイヤル、1番広そうな部分の
リングギヤ当ててみますと 0.2mm とか。
っでシパーイしたほうに付いてたシムデジマチックで測りますと
都合良くもそれぞれ厚みが違いますな。
デジマチック上で 0.08mm コレ左側にリングギヤ側に入れますと、
当然アウターレースはリングギヤ側に寄ることになるんで
バックラッシュは狭くなる、反対側には寄せた数値と同じく
約 0.008mm シムを厚くする、というようにアウターシムを
軸間距離は換えずにフランジ/アウターレースを寄せるんですな。

バックラッシュ、てのは音である程度判断できますから、先ほどよりも
音小さい、よーするにバックラッシュは減少した訳で、
もっかいダイヤル当てて測ります、1番広そうな部分で。
maxで 0.12mmから0.1mmと理想的になりますた。
数値確認は全周、5,6か所で2周は測ればおk。

つーことで明日6/20、梱包して発送だお!


【 確か45年で境目、みたいな 】

https://www.youtube.com/watch?v=zy2lUUr3OJI&feature=youtu.be 

「予備検予約したんだがワイパー動かねえウォッシャー出ねえし」
とか今日メッサ忙しいのに電話あって仕方ネエですからとりま。。。。
・不明なワイパーモーターをまず探す
・通電てすとお
・無慈悲な死亡確認で草生えるw
とりま犯人はワイパースイッチという仮定の下、現場行って直結してみた。
おおおおお、動くジャネしかも510にしては稀にみる早さでwwww
続いてウインドウォッシャーも同じく直結してみますと、

         んっ!!

とか動くふりだけしてモーター回りませんな、つ残念。
普通ここで他の車からタンクassyで外して強引に付けたり汁んですが思い出した。

確か45年規制で44とかは、
・ヘッドレスト不要
・ハザード不要
・パーキングランプも不要
・シートベルトそもそも付いてないw、これは運転席のみ付けろに変わった
・ウォッシャー不要
、、、、、、、、、、、勝ったw
念のため湘南陸事に電話して確認しますと 「あ、そうですね要りません」 と
とってもお墨付きを頂きますたよしっ!
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http://magic-rpm.com/

つべ動画
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006745846081




【 インプ海苔はイニシャル14kg/m以上でエエらしいんだが 】 

こないだ、

を依頼されたuser様から
「スバルR180/LSDをO/Hしろください」
と頼まれたんだが、イニシャルを8kg/m、それとピニオンのB/Gも
交換しろください、ということで部品揃った今日やってみる。

基本、サイドフランジ/シャフトのスプライン径が違う程度で日産R180/LSDと同じと
考えてエエ、細かくは当然違うんだが亀有EWさんで売ってるサイドフランジを
突っ込んで両フランジなドラシャを付ければほぼ日産車にドンピシャてことになる。

ただしとっても重要なイニシャルトルク、ってのがこのデフ、調整は厳しい。
というのも本来LSDの構成を満たすディスクとその厚みを選べない。
text書いてると長くなるんで kwskは以下押して把握しろw


まずサイドフランジの画像以下2枚、直径な。
左は日産R180、右は亀有さんで販売のSUBARUデフ用サイドフランジ。

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この直径、約2mmの差ってのは意外に影響デカい。
というのも日産/NISMOのR180LSDの場合、link先にあるように
必ずリングギヤ側、つまり左だ、ここのサイドB/G圧入部分が
暴れる>摩耗汁>蓋の圧入部分にクラック入る>アポーンww、となる。
なんで当然シャフトの直径が太いほうが壊れ難い、更にSUBARUデフは
当然ながら新しいんで鋳物も枯れたNISMOより強度耐久性はありますな。
経験上、NISMOデフをO/H依頼されてバラすと圧入部分、痩せてB/Gズルズル、
もしくはクラック入ってるのが半数以上だ。
組んじまえばワカンネですから市場に(オクな)出回ってる高価なNISMO/LSDは
ほとんどがここはダメポ、先行き長くないと言えるとヲモワレ。
んまあ直す方法はあるんで依頼されれば直します。
よーするにスプライン太いほうがフランジ面での振れは少ない訳ですから
当然長持ち汁、てことだjk


っでとりまイニシャル測って6kg/m弱ぐらいを確認した。
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っでバラした状態、ディスクはコイツラ。d-942
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内爪と外爪の枚数が異なるんで交互にプレッシャーはかからない。
この辺りはlink先、ディスクの組み方つか並びと種類を参照しろください。
外側2枚はSPタイプで反ってるんだが純正は1枚だけ、しかも反対向き。
単純にイニシャルが6kg/mあったところでタレは早いということになる。

なんでSPディスクと純正のプレートをチェンジ汁。
理論上、外側に向けて反ったディスクを組めばこれでイニシャルは上がるんだが、
このまんまだとイニシャルは軽く10kg/mを肥えるw、街乗りFRにはだいぶ辛いなw
以前オクで落札したSUBARUのLSDで出品者に問い詰めてみたんだが、インプ海苔は
14kg/mとかでも4駆なんでイケイケらしいw そんなんで効かせたら壊れちまうジャマイカwwd-944
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そこでだ。
純正のディスクは 1.71t、これを俺氏研磨で仕上げた 1.5tを2枚使って
イニシャルを調整汁、目標は8kg/mだぬ。
片側2枚だから合計4枚を1.5tにすることで、厚み分は 0.8mm 減ることになる。
まずはこれで組んでみてイニシャルを測る、ということになるんだが。。。。

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以下、ディスクを正常な状態に交換してLSDを組み、イニシャル測る。
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R180は、ケース内にディスクとか全部セットすると、SPプレートは
ご覧のように浮き上がる、R200だとケースのここの突出し大森なんで
あんま苦労しないんだが、R180はこれで蓋して裏のビスを締めると
お約束で1番上のSPがずれて爪を嚙み込んでしまう確率とっても高いw
イッライラしながらおまえらもやってみれ、何度かやり直せばうまく組めるはずだw

っで結果、イニシャルは 8.8kg/m、トルクレンチが示すように目標から1割マシマシだが
んまあこれでエエということにしておこう。

俺氏30年の実績つか、LSD/デフ分解組付けO/Hは H145、H150、H165、H190、R160、
R180、R200、トヨタの各インチLSDとか500個ぐらいありますんでこんなの余裕。
んまあ理解しないと手は加えられないんだがDR30のLSDの時からディスクの
研磨でイニシャル調整はずっとやりたくて去年やっとww、みたいな。

まだこれからピニオンのB/G交換してバックラッシュとかもやらねえとアカンですから
時間があれば続編②げっと!! をうpします。

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